造作工事

天井板を取付けるまでの工事です。下地組みをして、天井用の石膏ボードを張付けます。ここでは天井の資材が落下する危険性を無くすために、下地組みした野縁を吊り木で吊るすか、T字金具で接合して、落ちないようにします。この時、天井に断熱材を取付けることで、より遮熱性が上がります。昔の住宅には、天井に断熱材が無い建物もあるため、天井を張り替える機会に、新たに断熱材を取付ける事をおすすめします。

床張り

床板を張る工事です。床の高さを確認して、墨出し器で水平位置を測り、各部屋の高さを併せるよう調整を行います。高さを計ったら次は下地材を施工する作業になります。壁際に際根太（きわねだ）と言われる下地材を取付けていきます。際根太を取付けることで、床が下がるのを防いでくれる効果があります。次に束柱を固定していき、その上に下地となる構造用合板を施工します。束柱を接着剤で固定します。次に、下地の上にフロアーを張っていきます。